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製本コンクールに参加しました。

  • 執筆者の写真: ひぐらし文庫
    ひぐらし文庫
  • 2018年6月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年1月22日

短期の講座に通いながら、独学で製本を学びました。どうしてそんなことをする気になったのかというと、本を売っているのに、ほとんど製本のことを知らないと気づいたからでした。もともと本は好きでしたが、それは「なかみ」が好きだからで、「うつわ」自体をどうかなど、考えたこともなかったのでした。おもしろいと本に興味を持っていただくには、「なかみ」と「うつわ」と、どちらにも興味がわくように伝えなければなりません。それは、これからもっと大切になるように思いました。


勉強をしているなか、偶然、出会ったコンクールの知らせを見て、応募してみることにしました。


今回から一般募集を始めたことを知り、応募してみました。



テーマに沿って「なかみ」を考えたものの、どういう「うつわ」にするか。細かいところまで「なかみ」を補うものだと、自分で作ってみて、あらためて気づきました。


たとえば、みんなが次を考えることで「民話」になるので、どんどん、多くの人に手にして触れてほしい遊んでほしいというのが主題としてあります。どこにでも運べて、短冊型のページはめくりやすく、人形を遊ばせるための板紙の隅を丸くして安全にしてみるなど、まずは触れる前提の作りが必要です。


今、本屋で、わたしも手にする「本」は、さまざまな考えが含まれて、「なかみ」を補って表しているものなのですね。

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