top of page

変わるということ。

  • 執筆者の写真: ひぐらし文庫
    ひぐらし文庫
  • 2020年12月31日
  • 読了時間: 2分

今年もあとわずか、ですね。


今年は誰もが変化に応じた暮らしをしなければならなかったと思います。ちょっとイラっとしたり、焦ったり、先がわからずぼんやりしたり。今だってニュースを見ていると、感染者数の多さに驚き、年の瀬であってもまだ終りの来ない不安があります。


この辛さは、人と会ってお話ができなこと、でしょうか。

それとも、自分が誰かにうつしてしまうのではないか?という不安。

これまでの「やりかた」が変わるかもしれないってことも。


ちょっと遠出になるので滅多にいけないパン屋さんに久しぶりに足を運んだら、棚に山積みにされていたパンがすべてガラスケースに入っていました。時間帯のせいかもしれませんが、以前より品数が少ない陳列で、ケースが目立つからか店内が手狭に感じました。


胸のあたりが寒いような、なのにつかえているような、この感じってなんだろう。ずっともやっとしていましたが、やっと気づきました。わたしは品数が減って、ちょっと寂しかったのです。でも同時に、そんなに山積みのパンを食べられるわけではないということもわかっていたから、ずっと気づかないようにしていたのです。


よくよく気をくばってみると、これからの安心に向けて改装しているお店をあちこちでみかけるようになりました。きっと、今までの「あたりまえ」を考えなおす時期がきたのかもしれません。


今はお休みせざるを得ないイベントやライブ、展示会、小さくてもたくさんの「出会い」も、どうしたら安心して楽しめるのか、考えていかなければならないのですね。


無意識でいたものを考えなおすのはけっこうしんどいし、考えることをやめたくなるときもありますが、でも、変わらなければならないとしても、この先、ちょっと先だけではなく、ずっとずっと、もう自分がこの世にいない先でも、よかったと思える選択をしていきたいと思います。




どこまでも続くイチョウの葉。


今年は暖冬なのでしょうか。いつもよりイチョウの葉が残っているような気がします。


人足が少ないこの数日で絨毯のようになっていました。


皆様どうぞよいお年を


























Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
bottom of page