この先のこと
- ひぐらし文庫
- 7月22日
- 読了時間: 2分
ブログの更新、SNSもほぼせず。日々、家のことを座ることもなくドタバタこなし、製本の勉強をしたり。ちょっと時間があいたら本を読んだり。なによりも、全力で仕事をしたりしていたら、あっという間に一年が終わるようなことが続きました。年を追うごとに一年は短く感じます。
本の業界にいる人は他の業種の人よりも言いたいことが詰まっていると思われがちですが、本屋特有な性分なのか、自分の考えることなど、あまたの本とは比べようもないことと強めに感じており、「聞いて欲しい」という熱がほぼありません。時折見るSNSは羨ましくため息がこぼれるのですが、気が付けば皿をキレイに平らげてはっとし、食べる前に写真が撮れるような人になるにはどうすればいいのだろうと首を垂れております。
本を作りたいと思っている人は、おそらく10人中8、9人は本の「なかみ」を作りたいと思っているでしょう。わたしが「作りたい」と思ったときに、本の「うつわ」を選んだのも、熱がないところからなのだと思います。
でもこれからは、本の「なかみ」は、情報と物語に分かれていき、紙にするかネットにするか、「うつわ」として選ぶようになってくるように思います。
ネットにはネットの魅力があり、紙には紙だからこその魅力があります。この先、どちらを使って伝えるかによって異なる印象、感想を持つようになり、電子書籍と紙の本が、同じように感動を得るのではなく、例えばアニメ化になったり、小説化になったりして二度楽しめるような、別の感動に変わる可能性もあるように思います。
わたしは、ほぼ伝えるものなどないけれど、あるとすればその魅力を伝えてみたい。それは仕事になるのか、仕事になるのであれば肩書きというものができるのかわからないけれど、より本が楽しいと感じることができたら、わたしもうれしいと思っています。

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