日々食べているものは、昔と変わりがないとずっと思っていましたが、ふと見返してみると、調味料や食材も、自分の子どもの頃からみても種類も多く目でも楽しめるものもたくさんあります。
調理もさらにもっと楽になって、ネット検索すれば美味しい作り方がのっていて、探せば調理するだけのカット済みの材料が手に入ります。
人が調理というものを覚えてから、どんどん新しいものを取り入れていき、近年はネットの普及でさらに手軽に「おいしい」があふれています。
でも、おいしいってわりと個人のもので、万人受けするおいしいとは別のものもあるのではないかと、ふと思ったりしています。味の濃さとか、出汁の種類とか。子どもの頃に食べたものに影響することが大きいかもしれませんが、大人になってわかった味もあります。
そんな多くの「おいしい」を、時代とともに味わうのもよいかもしれません。昔の食卓を作ってみて楽しんでみるということも、今この時代だからこそできる、おいしい生活。
「きょうの料理」の昭和30代のものを中心にご用意しております。
お時間お暇な折に、当時の写真や広告なども味のうちかと思います。
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